新学期から取り組もう! 
専手必笑(せんてひっしょう)

気になる子への60の手立て
計1冊
価 格 本体1,800円+税 ISBN 978-4-86277-214-5
発行日 2018年5月3日 判 型 A5判 頁 数 152頁
監 修 菊池省三 著 者 関田聖和
どの学級にもいる「気になる子」
特別にではなく、それぞれの特性を支援して、
子どもも教師も保護者もみんな笑顔になる「専手必笑」の手立て
内容見本
目次
まえがき

第1章 特性支援教育で、専手必笑!
1 特別ではない、特性支援教育です!
2 「特別支援教育」の目的は、社会性スキルと学力向上にある
3 専手必笑で、子どもも先生、保護者も、みんな笑顔


第2章 こんな子どもたちには、この手立てを
(子どもたちの特性・学び型)
子どもたちの背景にあるものをさぐる
こだわりのある子ども(自閉スペクトラム傾向)
動きがとまらない子ども(ADHD傾向)
学習に困っている子ども(学習症傾向)
説明書を読まずに、教材を組み立てるような(同時処理能力が高い)子ども
順序だてて考える(継続処理能力が高い)子ども
見て学習することが得意な(視覚優位な)子ども
聞いて学習することが得意な子ども
体を動かして学習することが得意な子ども



第3章 こんな子どもたちには、この手立てを

第1項 こんな子どもいませんか(学習編)
体育やゲームのルールが理解できない子ども
ぼうっとしている子ども
集中力の低い子ども
取り組みがゆっくりな子ども
一斉指導で、取り組まない子ども
よく失敗する子ども
空間認知の弱い子ども
自分の考えに自信がもてない(自尊感情が低い)子ども
音読がたどたどしい子ども
漢字やひらがななどの文字が定着しない子ども
書字に課題のある子ども@字形の整わない子ども
書字に課題のある子どもA文字の細部を間違う子ども
書字に課題のある子どもBノートのます目に字がおさまらない子ども
書字に課題のある子どもC黒板の字を写すことが遅い子ども
発音が不明瞭な子ども
なかなか学力が定着しない子ども
なかなか覚えておくことが苦手な子ども
あれ、これと指示語で話す子ども
九九が覚えられない子ども
すぐに黙ってしまう子ども、なかなか話さない子ども
学習意欲がわかない子ども、無気力な子ども
できないことで、すぐにやる気をなくしてしまう子ども
おしゃべりが止まらない子ども
感想が書けない子ども
話を聞いていない子ども


第2項 こんな子どもいませんか(社会性編)
特定のことにこだわりのある子ども
暗黙のルールがわからない子ども
人のいいところや自分の落ち度が認められず、人の欠点ばかり指摘する子ども
言わなければいいのに、つい余計なことを言ってしまう子ども
指導されたことに対して素直に聞けない、積み重ねができない子ども
善悪の判断がつきにくい子ども
相手の気持ち(距離感)がわかりにくい子ども
褒められても、そのことが褒められていると感じない子ども(愛着の課題)
場の状態(場を読む)がわからない子ども
被害者意識が強い子ども
嘘でごまかそうとする子ども
すぐにいらいらして、手が出てしまう子ども
勝ち負けにこだわりすぎてしまう子ども
思い通りにならないと暴言の多い子ども
トラブルになるのになぜか引き寄せあう子どもたち
人のものをとる、隠す子ども


第3項 こんな子どもいませんか(行動編)
教師の発問などに、出し抜けに答えてしまう子ども
自分のことをせずに、友だちの世話をする子ども
スキンシップを求めてくる子ども@A
こだわりが強く、やらないと決めたら頑としてやらない子ども
物の整理ができない子ども@A
なかなか切り替えができない子ども
よくすねる子ども
マイナス発言をする子ども
良い姿勢を保てない子ども
  *10秒トレーニング
体の使い方がぎこちない子ども


あとがき
参考文献